軽量タイプの側板の曲げ加工
2.5mm厚に揃えたウォルナット材をボディ形状に合わせて加熱曲げ加工したものです。
2.5mm厚に揃えたウォルナット材をボディ形状に合わせて加熱曲げ加工したものです。
型にはめて立体になった側面部品を当てて具合を見ているところです。
スプールクランプを使って背板を側板に圧着しているところです。
拭き漆（擦り漆）に使用する生漆です。
ルーターやトリマーを使う場合が多い加工ですが、ノミで手彫りすることもあります。治具の設置が必要ないの慣れると結構速く加工できます。
サウンドホール周りの装飾です。彫刻刀で彫った部分に貝を切って埋め込みます。
ノイズ対策と倍音を強調する加工を行っています。
木工が終わったボディに一通り部品を仮付けして具合を見ているところです。
スプールクランプを使って圧着しています。
トレモロアームの可動域やピックアップとボディの隙間がちょうど良いかを見ています。
バーナーで大胆に焼きますが、火の強さによってはボディの水分が抜ける際に木が割れることがあります。
絵柄に合わせて薄貝(0.2mm程度)を切り漆を使って接着します。貝を着る道具は木綿針の先を加工した自作の道具を使っています。
良く切れる鉋を仕立てるのも重要な仕事です。材料と工程に合わせて仕立てを変えた鉋をいくつか使っています。
日本ではエスカッションという呼び方をする場合が多いピックアップリングはギターによっては自作することもあります。
ミニルーターを使うことが多い加工ですが、ノミや彫刻刀を使って手彫りすることもあります。
日本産の木材（トチ、サクラ、黒柿）を使って作ったレスポールタイプです。拭き漆の技法で仕上げました。
とても小さなボディのアコースティックギター。通称パーラーギターと呼ばれるタイプです。
生漆をしっかり塗ってから研ぎ出したものです。
３ピックアップ、ボルトオンネック、トレモロブリッジ、アッシュボディという構成の工房オリジナルモデルです。カッティング良しソロ良しの使いやすいモデルです。
塗り・乾燥・研ぎを何度か繰り返しながら少しづつ望む色合いを目指します。女性の髪の毛を使った作られて漆専用の刷毛を使って塗ります。
やや小ぶりな工房オリジナルのアコースティックギター。手が小さな方でも弾きやすい細身のネックとネックプロフィールです。
あまり要望のないフレットレスです。作った本人がうまく弾けませんので実力はわかりません。
フレット溝用に仕立てを依頼して製作してノコギリを使っています。治具を極力使わないようにして作業時間を短縮するようにしています。
文字を彫った部分をコテで焼いているところです。
ホローボディーの工房オリジナルモデルです。出力控えめのピックアップを使用してクリーントーンからクランチトーンまで綺麗な発音を目指したものです。
完成したヒップバッグ。自分が使うものをなるべく作りたいと思っています。使用感や耐久性をテストして製品化する場合もあります。
天然藍で染色したレスポールタイプです。染色作業はほぼ一発勝負ですので上手く染まらない場合もありますが、これは上手く染まったものです。
気温・湿度などの影響を受ける漆。状況に応じて粘土を調整して刷毛で塗ってから布や紙で拭き取り、微量の漆を木部に付着させるという作業を繰り返します。
ブレーシング、サウンドホールの補強材、ブリッジプレートなどが接着したほぼ加工の終了した表板の裏面です。
小刀や鉋を使って形状を決めます。
完成した拭き漆仕上げのPRSタイプの出荷前調整の様子です。
治具を使わなくて済むのと騒音が出ないのが魅力の手彫りです。
製作中にだいたいの音質は想像できますが、ピックアップを通した音は出してみないとわからないこともあります。
レスポールタイプは大きなピックアップホールが２つで作業も簡単です。ノミで彫る前にドリルで決めた深さまで穴を開けてから作業します。
深い穴の底を綺麗に彫るのが難しいですが、同じモデルを大量生産するわけではないので手彫りで十分だと思うこともあります。すべて手道具で作業してもエレキギターなら１０日程度で塗装直前までやれるのが普通です。
何年も練習しないと上手く研げるようになりませんが、切れる刃物を使えば作業が速く失敗も減ります。
エレキギター製作ではあまり使う機会のないかもしれませんが、エレキギターボディを手彫りをよくするので当工房では結構使用頻度が高いです。
約8mm厚の曲げ加工した側板ですが乗っても折れないくらいの強度があります。軽くと丈夫なギターはアクティブなギタリスト向けかもしれません。
型紙を置いてベビーパウダーを撒き部品を切り抜いているところです。
ノミと鉋でザクザクと削っていきます。丸みの異なる刃を挿げた鉋は自作することの多い道具の一つです。
天然藍を染み込ませて杢を強調させたボディトップです。藍とタンニンの化学反応で若干褐色になる部分がありますが、褐色にしたくない場合は薬剤によって前処理をします。
スタンダード版は標準版よりも少し安価な材料や部品を使い、お求めやすい価格で提供しています。工法は標準版とまったく同じで音色的には遜色はありません。
使いやすさを追求するの当工房の使命だと思っています。このトートバックは自立しやすい形状で、肩掛けしても腕に下げても違和感のない長さの持ち手とたくさんのポケットが付いています。
ギター製作で活躍する鉋。削り方や削る木材によって使い分けます。
フレット丈夫を丸く削る作業をしているところです。専用のヤスリを使用しています。
あまり機会はありませんが、チューニングマシンのノブをカスタマイズすることもあります。
スタンダード版でありながら天然藍による藍染めを施工するというちょっと贅沢な仕様です。このモデルは藍染が基本です。
選ぶ楽しみも提供したいと思います。７色取り揃えています。
外布と内布の色の組み合わせも、ご希望があれば変えることができます。
太い縫い糸を通すために事前に革に穴を開けます。
バーナーで焼いたボディのテレキャスタータイプ。重いアッシュを使ってあえて重いボディにしてみました。狙う音色に合わせて材料や加工を選べるのがハンドメイドの良さだと思っています。